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インタビュー

2010年09月27日

三原じゅん子議員へ突撃インタビュー

女優から政治家へと転身され、自らの経験を元に、子宮頸がんの検診、ワクチンの無料化の訴え。介護施設経営の経験から取り組む、介護、福祉制度改革に向けての活動など、そんな自らが、見て聞いて感じた不満を、実際にご自分で変えてしまおうという、力強さと行動力を持つリーダー、三原じゅん子さん!!
思い切ってお時間を頂き、お話しを伺っちゃいました!!


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YUKINA(以下:Y) 三原議員(以下:M)
Y・すみません不慣れな物で失礼があったらすみません!

M・ううん、全然大丈夫です^^

Y・今回は、お時間を頂きありがとうございます!
私から、三原議員にお話しをうかがいたかったのは、私達のイベントOASISの主旨である子宮頸がん乳ガンを予防してこれからの人生をより楽しんで貰おうという企画と通じる活動を三原議員がなされているからなのですが、ワクチン、検診の無料化を訴えるまでに、まずは身近な方からご自分のように辛い思いをしてほしくないと思った事からが始まりなんじゃないかな?と思うのですが、身近な方々はすぐに理解して検診に向かってくれましたか?

M・行ってくれませんね。ほんっと行ってくれない。

Y・そうですよね・・

M・身近な方もそうだけど、私は全国色々な所にNPOの方々と一緒に講演したりして、検診の重要性を訴えて来てるんだけど、YUKINAさんみたいに、ガンになってから分かるんじゃなくて、ガンになる前に分かるってすごい検診ですよね!

Y・はい!

M・こんな検診て普通ないんですよ!普通はガンになってからわかるものなのに、こんなにすばらしい検診があるにも関わらず、現実的に検診率が24%くらい。これは本当に世界中でダントツのビリです!
で、どうして?って聞くと、自分は大丈夫だと思う、とか、なんとなく、忙しいから、とか大した理由は本当にないんです!

Y・そうなんですよね

M・これという理由があるのならばそこを直せば検診率が上がるので私としては、本来だったらその方が楽なんですけど、
そうじゃないんですよね。今、国もがんばって何とか検診率50%を目標としてるんですけど、ほんっとにむずかしい。

Y・そうですよね。私も周りの友達に伝え出してもなかなか行ってもらえませんでした。でもその中でも、意識して病院に行ってくれて、子宮脛がんとはちがうポリープが発見された友人もいたので、治療を開始出来たのが良かったと思ったんですが、まだまだそうだよねーと言いつつ検診に行くまでに至らない子達が沢山います。

M・何でだと思う??女医さんが少ないからかな

Y・見つかったらどうしようという不安もあるみたいですね

M・逆に?!あー、結果が怖いから検診を受けないのもあるのね

Y・いくら体験談を話しても、自分事として実感してもらえないというか・・三原先生はどうやって伝え続けてますか?

M・これは本当に難しいね、検診は受けてもらえない。私が今常々言ってるのは、がん細胞になる前に分かる!という事を、とにかく口をすっぱくして言っていかないと、今おっしゃったようにガンだったらどうしようということじゃないですか。ガンになる前に分かるんだよ!って事を教えてあげるのが大事なんじゃないかなと思いますよね。
でもね、異型性の段階でクラス3とか言われるでしょ?その紛らわしさで、ガンのひどい状態なの?と勘違いされたりもしてしまうのよね。だからお医者様の伝え方だったりも考えなきゃいけない、診察方法にしてもカーテンがあったりは日本だけともいうし、それが余計恥ずかしい気持ちにさせちゃったりとかもあるのかもしれない。そしてなにより女医さんが少ないとか、一つの事だけでは無理だと思います。沢山の事を改善していかないと、検診率はあがらないですね。

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Y・三原先生はご自分のガンにいつ気が付かれたんですか?

M・私は人間ドックです。検査は何にしても、みんな何にもないって確証がほしくていくでしょう?そこでガンって言われたら、ショックかもしれないけど、発見が早ければとても簡単な手術ができたりと、とにかく早ければ治るのに!ということを訴え続けるしかないですね。

Y・でもやっぱりそれでも、お金がなくて行けないと言う子もいるんですよね。
今三原先生達が頑張ってくださっている活動のおかげで、地域別で徐々に中学生達に向けワクチンの無料化、補助金制度が進んで来ていますが、地域ごとにスピードの違いがあるのは何故なんでしょうか?認知力の違いとかもあるんですか?

M・それは地方自治体の財力なんです。私も直談判しにいったりして150数箇所増えてくれたんだけど、逆に格差を生んでるってのは事実なんですよね。隣の区はやってくれてるのにって。これはもう全員にやらなきゃいけない、国がやるべき!今超特急で頑張ってます!

Y・ありがとうございます。でも検診、ワクチンが無料になったとしても本当に意識してもらわなければ検診すら行かない方もきっといますよね。

M・そうです。ワクチンの件で重要な事は、接種してもらわなければなんの意味もないという事。その接種率を上げる為には、学校や親御さん達への啓発活動が絶対不可欠なのね。やはり性教育なしには語れないし、そこの正しい知識を大人達にしっかりと伝えていく事、それを私は今続けて行こうと心がけてます。


 Y・女優という立場からの転身でとてもカリスマ性があり憧れているのですが、最初にご自分の体験を公表したり、この問題に自ら取り組み改革しようという気持ちには、とても勇気がいる事だったと思うのですが、そこの気持ちの切り替えはどう行えたのですか?

M・私は2年前にガンになったんだけど、その時は公表するつもりはなかった。
正直、すごい差別がある。乳がんの方でもそうだと思うけど、胸がなくなってしまった、子宮がなくなってしまったって言うと、どうしてもこれは差別されるから、怖くて言いたくなかった。だけどあまりにもこの病気を抱えている方が多かった、そしてその仲間達への想いから、やっぱり公表して戦おうって、切り替える事ができたのね。
私よりもっともっと子宮頸がんの中でもステージが悪い人たちがいる。
そしてガンの怖いところは、後遺症があって、それがものすごくつらいのね。本当に親しい方達もそれでとても苦しんでいるんだけど、命に別状がないからって、なかなか医療が進んで行かない事も現実としてある。そういうことにしっかりと立ち向かっていかなきゃいけないと思った。だから切り替えて、国会議員になるしか道がなかったのね。だからそうしました。

Y・ありがとうございます。最後に、このOASISという企画も、より身近で同じように音楽、アートなどを楽しむ同年代、これからのシーンを作っていく若い世代に、予防できるガンを知ってもらい、意識して検診に行ってもらうのが目的です。
OASISに集まる女性達、パートナーの男性達に三原議員からのメッセージを頂けますか?


M・子宮頸がんの原因は男性だって事、間違った伝わり方をしちゃうと、性感染症とはちがう、という事が理解してもらいずらくなってしまうんだけど、男性側もしっかりと認識を持ってもらうというのはとても大切な事だと想うんです。
それと、みんなが普通に恋をして、結婚して家庭を築きたい、子供を産みたいという、そんな当たり前の事を奪う、本当に怖い病気だという事を、もう少しみんなで意識できたらなと思います。
子宮を失っちゃうという事は子供が産めないということだから、普通に結婚するなどは、難しくなってきてしまうよね。
女の子にとって、子供が産めないというハンデがあるのはとても辛い事、そんな思いをみんなにしてほしくない!
あたりまえな、生活をこれからも送れるために、是非、検診を、ワクチンを打ってもらいたい!
この二つ行けば、ほぼ100%防げる事だから。

ガンのなかで唯一防げるガンです!みんな、自分の健康は自分で守ろうって意識を持って!

あと一つだけ、子宮頸がんになりえるウィルスは、大体の人が自分で体から浄化させられるんだけど、ごく一部、体に残ってしまう女性がいるのね。それがガンになるんだけど、そのウィルスを体に残してしまう原因として、喫煙があげられるから是非それも伝えてくださいね!

OASIS、とても素敵な活動ですね!頑張ってください。

Y・はい!ありがとうございました!

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□インタビュー後の感想

はじめは元女優であり、政治家さんとお話させてもらえるなんて!と、緊張しまくっていました!
でもみんなに検診を受けて、健康でいてほしいって気持ちは一緒。とても優しい心を持ってるからこその、力強さがビンビン伝わって来て、こういう方が世の中を変えていってくれるんだなと、勉強になったし、見習う所がたくさんありました。
伝わってきたエネルギーがとても心地よかったです。刺激的でいい機会でした。みんなの心にも届くといいな!

とても素直でストレートに分かりやすくて、素敵な方だったので、私すっかりファンになってしまいました!これからも政治活動、頑張ってください!!

YUKINA











2010年09月27日 | インタビュー